能満寺は長生郡長南町にある天台宗の寺院です。能満寺前の旧熊野神社跡地内には、全長七三・五メートルの五世紀初頭のころにできた前方後円墳がある。房総半島太平洋側の前期古墳としては最古級の古墳である。

基本情報
| 能満寺 | (のうまんじ) |
| 住所 | 長生郡長南町芝原3848 |
| 電話 | 0120-767-617 |
| 拝観時間 | 自由 |
| 拝観料金 | 無料 |
| 宗派/山号・寺号 | 天台宗/慈眼山(じげんざん) |
| 本尊・寺宝 | 観音菩薩 |
| 創建 | 不詳 |
| 御朱印 | なし |
| 駐車場 | あり(無料) |
| トイレ | なし |
| アクセス | JR外房線八積駅徒歩75分 JR外房線茂原駅徒歩80分 |
能満寺に行くには県道148号線に立つ「能満寺古墳霊園」の看板を曲がります。

しばらく道なりにすすむと霊園と古墳の案内板がある。

まずはお寺に行きます。
能満寺は天台宗のお寺で、「慈眼山 能満寺」と書かれた寺号碑が立っている方へすすむ。

狛犬


参道と本堂

本堂

観音像

境内はとてもキレイに保たれている。
参拝を済ませ、古墳に行ってみます。
看板まで戻る。

杉木立をすすむ。

左側に盛り上がった丘がある。
これが古墳のようだ。

五世紀初頭のころにできた前方後円墳。

以前、ここには熊野神社があったが今は移転。
能満寺古墳についての説明書

千葉県指定史跡
能満寺古墳
昭和五十年十一月十四日 指定
能満寺前にある旧熊野神社跡地内丘上に位置する全長七三・五メートルの前方後円墳である。
昭和二二年明治大学考古学研究室によって発掘調査された。後方部から、舟型木炭槨(木炭で木棺を被覆するもの)が検出され、銅鏡、銅鏃(ぞく)、鉄製鉇(やりがんな)、ガラス玉等が出土した。
築造年代は、墳丘の形、埋葬方法及び出土遺物から、五世紀初頭のころと指定されている。東日本における発生期の古墳であり、この時期の古墳としては県内最大規模のものである。
平成三年三月
千葉県教育委員会
長南町教育委員会
貴重な古墳を見ることができました。
近くには、妙楽寺や道の駅むつざわ つどいの郷があります。

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