安房神社の主祭神の天太玉命(アメノフトダマノミコト)は日本の産業創始の神様で、あらゆるモノを生み出す、優れた力をお持ちで、ものつくり、企業隆昌、事業繁栄、商売繁盛、技術向上、学業向上などにご利益があります。
また日本三大金運神社とも呼ばれている。
基本情報
安房神社 | 安房国一宮 旧官幣大社 別表神社 |
住所 | 館山市大神宮589番地 |
電話 | 0470-28-0034 |
拝観料金 | 無料 |
拝観時間 | 6:00〜18:00 |
祭神 | 天太玉命 |
創建 | 皇紀元年(西暦紀元前660年) |
御朱印 | あり(500円) |
祭礼 | 例祭・8月10日 国司祭・敬老の日前の土曜・日曜 |
駐車場 | あり(無料) |
トイレ | あり |
アクセス | JR館山駅からバスで30分 安房神社前から徒歩5分 |
鳥居は神明鳥居で、となりの社号標は東郷平八郎元帥によるもの。
安房神社 年間神事一覧
歳旦祭 1月1日 | 忌部塚祭 7月10日 |
有明祭 1月4日 | 例祭 8月10日 |
置炭神事 1月14日 | 御仮舎祭 9月10日 |
粥占神事 1月15日 | 国司祭 9月中旬 |
節分祭 2月3日 | 琴平社祭 9月27日 |
建国祭 2月11日 | 抜穂祭 9月下旬 |
祈年祭 2月17日 | 館砲三期会 慰霊祭 10月10日 |
神武天皇 遥拝式 4月3日 | 新嘗祭 11月23日 |
桜花祭 4月上旬 | 新穀感謝祭 11月下旬 |
御田植祭 5月上旬 | 神狩祭 12月26日 |
下の宮祭 5月10日 | 大祓式 12月31日 |
海軍落下傘部隊 慰霊祭 5月27日 | 除夜祭 12月31日 |
厳島社祭 6月10日 | |
大祓式 6月30日 |
他毎月1日 月次祭
お車でお越しの際は参道脇の無料駐車場にとめます。
安房神社は桜の名所としても有名。
桜の木が低いので手が届きそう。
参道を進むと御神池のほとりにステキな茶屋があります。
抹茶やコーヒーを飲みながら贅沢な時が過ごせるよ。
メニュー
御神池
二の鳥居
手水舎
由緒書
由緒
房総半島の南端神戸郷に鎮り座す旧官幣大社安房神社は、天太玉命を主祭神に天比理刀咩を配祀として奉斎し、摂社下の宮には天富命を祀る。
延喜の制には大社に列せられ、名神祭に預かる安房国唯一の由緒深き名社である。
本社の祭神天太玉命は中臣氏の祖神天児屋根命と相並んで天照皇大神の側近奉仕し祭祀を司どられた重要な神に座します。
天照皇大神が天石窟に御幽居あらせられた時には、天太玉命は天児屋根命と共に大神の出御を祷り遂に再び大御神の天日の如き御威徳を仰ぎ奉られたのである。
安房開拓の神として当社の下の宮に祀らるる天富命は、天太玉命の御孫にあたらせられる。天富命は四国の阿波国忌部族の一部を割いて関東地方に大移動を起こし、最初に占拠されたのが房総半島の南端、即ち現在の安房神社の鎮座地であって茲に本拠を定めて祖神天太玉命の社を立てた後、次第に内地の方に進みこの半島に麻穀を播殖しその産業地域を拡められたのである。
安房神社の御祭神は日本産業の総祖神として崇められ更に現在では家内安全、交通安全守護神、厄除開運等、関東地方随一の神社として信仰が厚い。
御祈祷受付所
ここで御朱印がいただけるよ(500円)
絵馬に願いを込めます。
水田三喜男顕彰碑
水田三喜男先生遺徳顕彰会によって建てられた顕彰碑。
「偽らず・欺かず・媚びず」という、元大蔵大臣であった水田三喜男の言葉が記されている。
歴史資料館
日露戦役記念碑
明治39年(1906年)10月16日に神戸村の恤兵会(じゅっぺいかい)によって建てられた記念碑。
厳島社
この巨岩は、社殿のできる前にはこれを岩座(いわくら)として、祭神を天よりあるいは吾谷山の頂きより招いて、原始的な祭祀が行われていたと考えられている。現在は弁天様が祀られている。
大銀杏
参拝者控え室
中でゆっくり休めるよ。
拝殿が見えました。
拝殿
ちょうどこの時、拝殿から祝詞が聞こえてきました。
本殿
本殿の造りは伊勢神宮と同様の神明造。
御仮屋
安房神社の例祭で、近隣の神社9社が御神輿を納める建物ですが、現在は3年おきに行われている。
安房神社近隣の9社
- 白浜
- 滝口
- 神余
- 佐野
- 中里
- 犬石
- 布良
- 相浜
- 洲宮
兼務社遥拝所
琴平社
航海の安全を守る神様で、讃岐、金比羅宮の御分霊をお祭りする末社。
御祭神は大物主神。
神輿蔵
安房神社の御神輿
次の動画は、鶴谷八幡神宮の国司祭での安房神社のお神輿。
本殿で参拝を終えて下の宮へ直接向かうと御神木を通りすぎてしまうので注意してね。
本殿から下の宮へ向かう途中、道が二手に分かれるので右に進むと御神木が見れるよ。
御神木
槙の木で樹齢約500年。
延喜式社号標
平安時代にまとめられた「延喜式」に記載されていたことを記念して立てられた。大正12年(1923年)に関東大震災で倒れてしまったが、その後に修復した。
下の宮
717年、安房神社が現在の場所に遷座された際に摂社として創建。
御祭神は房総開拓の神天富命(あめのとみのみこと)と安房国造大伴氏系の天忍日命(あめのおしひのみこと)。
御神池まで戻ってきました。
斎館
境内は手入れがされてとてもきれいで、気持ちよく参拝できます。
時間に余裕のある方は、神社横の館山野鳥の森(入園無料)に足を運んでください。
鳥のさえずりを聞きながらリラックスできるよ。
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