洲崎神社は東京湾の出入口を見下ろす場所にあることから、古来から漁師にとっての漁業神、船乗りにとっての航海神であった。式内社で江戸時代には安房国の一宮とされた。御祭神は天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと)で安房神社の祭神天太玉命の后神です。
一の鳥居(浜鳥居)
条件が良ければ富士山が見えるよ。
基本情報
洲崎神社 | 式内社 江戸時代には安房国一宮 県社 |
住所 | 館山市洲崎1697 |
電話 | 0470-29-0731 |
拝観料金 | 無料 |
拝観時間 | 自由 |
祭神 | 天比理乃咩命(あめのひりのめのみこと) |
創建 | 717年 |
御朱印 | あり(500円) |
祭礼 | 例大祭・8月20日・21日 |
駐車場 | あり(無料) |
トイレ | あり |
アクセス | JR館山駅からJRバスで洲崎神社前下車・徒歩3分 |
御神石(ごしんせき)
長さ2、5mの丸みを帯びた石で、竜宮から洲崎大明神に奉納された二つの石のひとつとされ、もうひとつは三浦半島に飛んでいったと言われています。
三浦半島の石は浦賀の西にある安房口神社にあり、先端に円い窪みがあることから「阿形(あぎょう)」にたとえられ、洲崎の石が口を閉じたような裂け目があることから「吽形(うんぎょう)」となり、東京湾の入口を守る狛犬のように祀られています。
出逢いの鐘
良い出逢いがあるように、上の籠に投銭するんだ。
洲崎神社入り口
二の鳥居
参道脇に無料の駐車場あり。
手水舎
洲崎神社の由緒が書かれた石碑
鎌倉時代の治承4年(1180)安房に逃れた源頼朝が、戦勝と源氏再興を祈念して神田を寄進、後、妻政子の安産を祈願したのは有名な話。
随身門
随身門の中に書き置きの御朱印が置かれているよ(500円)
厄祓坂
148段の急勾配の石段を謙虚な気持ちでのぼり参詣することで、厄落としができるとして命名された。
拝殿
「安房国一宮洲崎大明神」の扁額は1812年の奉納。房総半島の警備の任にあった白河藩主松平定信の書。
本殿
神社建築としては唐様三手先(からようみてさき)の組物を用いているのが珍しい。木鼻や欄間の彫刻も見事。1673年〜1680年の造営。
長宮
長宮には4柱が祀られている。
- 豊玉彦命(海を司る神)
- 大山津見命(山を司る神)
- 建速須佐之男命(厄除・開発の神)
- 大物主命(農工商・医薬の神)
金比羅神社
御祭神は金比羅大神(漁業航海・医薬の神)
稲荷神社
御祭神は宇迦之御霊命(うかのみたまのみこと)で、五穀豊穣の神。1772年に伏見稲荷大社の分社として別当の吉祥院が請来。
稲荷神社から霊峰富士遥拝所へいけるよ。
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霊峰富士遥拝所・富士見鳥居
条件が良ければ富士山が見える。
幸せの鐘
帰りは来た道を戻るか、となりの養老寺に行くか選べます。
養老寺から洲崎神社の駐車場に3分で戻れるよ。
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