諏訪神社は鴨川市横渚にあります。御祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)で、創建は1377年に、信州の諏訪大明神を勧請したと伝わる。社殿全体に施された彫刻は初代伊八(武志伊八郎信由)の製作と推定される。

基本情報
諏訪神社 | 旧郷社 |
住所 | 鴨川市横渚812 |
電話 | なし |
拝観時間 | 自由 |
拝観料金 | 無料 |
御祭神 | 建御名方命 (たけみなかたのみこと) |
創建 | 1377年、信州の諏訪大明神を勧請 |
御朱印 | なし |
祭礼 | 9月第2土曜・日曜 (鴨川地区合同祭) |
駐車場 | あり(社殿左側) |
トイレ | なし |
アクセス | JR鴨川駅東口から徒歩4分 |
諏訪神社の駐車場は社殿の左側にあります。

鳥居の右側の道路沿いに山車納庫がある。

鳥居(昭和34年の奉納)

手水舎(手水石は大正3年の奉納)

石燈篭


狛犬(昭和47年の奉納)


拝殿

拝殿の中の様子

本殿の彫刻についての説明書

「諏訪神社本殿の彫刻」
所有者 諏訪神社
製作者 武志伊八郎信由
(初代伊八)
製作年 天明年間
(一七八一〜一七八八)
現在の諏訪神社本殿は、安永八年(一七七九)に再建されたと伝えられています。この本殿の向拝向かって右側に配置されている竜の裏面に「彫工 武志伊八郎信由」の銘が刻まれていることから、初代伊八が建物全体を装飾する彫刻を製作したことが推定されます。
この竜の作風は、伊八の三十代半ば頃の特徴が認められることから、天明年間頃に製作されたものと推測されます。本殿向拝左側の竜は、右の竜とは作風が異なる点が認められるため、後年に初代伊八とは別の作者によって製作されて取り付けられたものと推測されます。
また、右側の竜は、その姿から「阿吽」(あうん)の吽の形と解釈することも可能です。当時この地域では、阿はみぎ、吽は左に配置されることが一般的であったことから、当初この竜は向かって左側に取り付けられていた可能性も否定できません。
平成二十七年十二月二十二日
鴨川市の文化遺産を活かした
地域活性化実行委員会
<境内立看板より>
左側から見た社殿

右側から見た社殿

本殿

神輿庫

鴨川市合同祭に出祭する諏訪神社の山車と人形は、鴨川市の有形民族文化財に指定されている。
浅間神社(明治43年に合祀)

浅間神社の石祠

石祠

境内の松の木

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