大山千枚田は鴨川市平塚にあります。愛宕山の標高90〜150mの斜面に大小375枚の棚田が広がり、「日本の棚田百選」に認定されています。雨水だけで耕作している「天水田」からなる棚田です。都心から日帰りで日本の原風景が楽しめます。
基本情報
大山千枚田 | 「日本の棚田百選」に認定 |
住所 | 鴨川市平塚540 |
駐車場 | あり(無料) (イベント時は学校体験車両優先) |
トイレ | あり |
棚田の夜祭り | 10月の最終土曜日と日曜日 |
棚田のあかり (ライトアップ) | 棚田の夜祭りの次の日〜1月10日前後 |
ライトアップの時間 | 17:00〜20:00 |
連絡先 | 大山千枚田棚田保存会 04−7099−9050 |
アクセス | JR外房線鴨川駅から金束行きバス 「釜沼」下車徒歩20分 |
車でお越しの際は無料駐車場を利用
駐車場にはトイレもある
起伏が多く、平坦な土地が少ない南房総の山間部では、山の斜面を開墾し、地形を巧みに利用して、棚田が盛んに造成されました。県内最高峰の愛宕山(標高408m)から北西2kmに位置する「鴨川大山千枚田」は、標高90〜150mの斜面に大小様々な水田が、東西役600mの範囲に連なっています。その規模と景観はともに、市内に残る棚田の中でも最もよく保存されています。
【立看板より】
この千枚田の起源は不明ですが、この周辺の地域の石高が、慶長15年(1610)から幕末の頃まで、ほとんど増減のないことから、江戸時代をとおして、大規模な水田の開墾が行われなかったことがうかがわれるため、江戸時代以前から耕作が行われていたと考えることができます。
【立看板より】
平成9年に所有者、鴨川市民、市外在住者などによって「大山千枚田保存会」が結成され、この棚田の保存と活用への取り組みがスタートしました。平成11年には農林水産省の「日本の棚田百選」に認定されています。さらに、平成14年には、千葉県の指定名勝となり、貴重な文化財としての価値づけもなされました。現在は、地元農家の協力により「棚田オーナー制度」が導入され、景観を保全するとともに都市市民に農業体験の機会を提供し、地域活性化の核として様々な活用がなされています。
【立看板より】
御製碑
天皇皇后両陛下は、平成二十二年九月に千葉県で開催された第六十五回国民体育大会「ゆめ半島千葉国体」御臨席の機会に大山千枚田を御視察されました。
この御製は、天皇陛下が、刈り終えた後に稲葉が茂る棚田とあぜの斜面に咲く彼岸花を御覧になってお詠みになったものです。
【石碑より】
棚田のあかり(ライトアップ)
毎年10月下旬〜1月上旬の間ライトアップが行われます。
ライトアップの時間 17:00〜20:00
悪天候の場合は中止もあるので事前に確認してね。
04−7099−9050(大山千枚田保存会)
LEDの色は4種類
色はゆっくりと替わります
一つの色は5分ほど
昼間の棚田とは異なる世界が広がります。
日没前に来て田園風景を楽しみ、夕焼けを見ながらライトアップで変化する棚田を楽しんで下さい。
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