沼蓮寺(南房総市)

沼蓮寺(南房総市)

沼蓮寺は南房総市和田町にある真言宗智山派の寺院です。鎌倉時代の延慶元年(1308年)に真雅(しんが)和尚により開山。本尊は地蔵菩薩です。地元では通称「だるま薬師」として親しまれています。

基本情報

沼蓮寺(じゅうれんじ)
(通称だるま薬師)
住所南房総市和田町沼763
電話0470-47-4360
拝観時間8:00〜17:00
拝観料金無料
宗派/山号・寺号真言宗智山派/赤坂山・醫王殿安楽院
本尊・寺宝地蔵菩薩
創建延慶元年(1308年)
真雅(しんが)和尚の開山
御朱印あり
駐車場あり(無料)
トイレあり
アクセスJR内房線「南三原駅」より
徒歩約25分

沼蓮寺に通じる道は狭いので注意してね。

駐車場は山門の手前と奥にあります。

山門手前の駐車場

山門奥の駐車場入口

奥の駐車場は本堂の裏に出ます。

山門

山門は鮮やかな朱色でちょっと変わった形。

参道

本堂

本堂には本尊の地蔵菩薩と観音菩薩像が安置され、ほかに弘法大師と興教大師が祀られています。

「沼蓮寺」の扁額

本堂の中の様子

由緒書

 ご来山の皆様ようこそお詣り下さいました
この寺は真言宗(智山派)赤坂山沼蓮寺と称し、創建は延慶元年(一三〇八)真雅和尚と言い伝えられています。当山は霊験灼(あらたか)な地で江戸時代より薬師如来の功徳を授かるため信心深い人達が多数参詣しました。
赤坂山薬師如来の功徳については今から二八〇年余り前の江戸時代寛永二年(一七〇五)に赤坂山沼蓮寺の住職宥寛和尚が記録した「赤坂山薬師如来縁起」に記されている。
「沓見の郷(現、丸山町沓見)に喜多一という者がいて、二十五才で盲目となった。哀慟の余り当山に来て七日間断食をし佛前に祈願した。結願の暁に如来が出現して『堂の扉を開いて諸人にあわせよ。』と言った。
喜多一はその時かすかに薬師如来が瞳に写ったと言う。而後、貞享三年丙寅六月(一六八六)薬師如来の御名を唱えて、七十三才で逝去した。
「元禄の初めごろ岩糸の村に、生まれながらに盲目の子がいて父母大いに悲しみ、この子、三才の時正月八日当山薬師に祈願する。
二月八日に忽然と両眼が開き父母大いに喜び、毎月の縁日にその子をともないお詣りした、
「貞享の初めに、堂内にある千体佛(小さな佛像)を盗む者があり、このことを薬師如来が怒って盗賊の徒に無害の難を与えた。
『我は是の赤坂山薬師なり 不信心以って我が霊場に入り、千佛を盗み取り・・・・速やかにもとの所に遷さなければ忽ちにその一命を奪うことになる。・・・・』と言ったという。
盗賊の中には自分の横難を占師に見てもらったら、薬師如来の戒めとわかり、大いに怖れ、千佛を持詣し、至心に罪を懺した。」
「この地を治めていた里見氏は、山林境内地を、永代寄附として鳥居崎というところに田地六〇〇坪を寄進し、この地を佛供田と称した。その後西郷若狭守一萬石の領主となって、沼之郷の御陣屋谷という所に在城す。
 この守は、薬師如来に深く皈依し毎年薬師如来の寳前に於て武運を祈願した。」
 このような功徳をもった薬師如来の安座する当赤坂山は霊験灼(あらたか)な霊場であります。
 参詣の皆様方の念願が成就されることを祈ります。

   昭和六十一年九月
     真言宗(智山派)
      赤坂山沼蓮寺

<境内立看板より>

本堂右おくには薬師堂

手水舎

薬師堂

「醫王殿」(いおうでん)の扁額

薬師堂の中の様子

堂内にだるまが置かれている。

護摩祈祷でだるまに薬師如来の魂を入れ、薬師如来の分身分霊として御札とともにいただける。

通称「だるま薬師」と呼ばれている。

鐘楼堂

鐘楼の彫刻は初代義光の弟子の後藤義信の作。」

鐘をつかせていただきました。

普段はとても静かな環境ですが、毎年1月7日・1月8日は「だるま薬師大祭」が開催され多くの人で賑います。

近くに、和田浦海水浴場莫越山神社があります。

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